サザンではなく。

『不滅の棘』
久しぶりに寿美礼さんに会いたいと思って、<私の時間>に観た。

初めて見たのは大劇場の寿美礼さんを一通りR.K.ちゃんに見せて頂いた後だった。
「オサの中で一番お薦めよぉ♪」
と言って貸してくれた。
後で話した時。
だって、バスローブよ?酔っぱらったオサよ??
…って…。
………。
…それは…どういう<お薦め>だ??

いえ、もちろん彼女は、(純粋にも)舞台が大好きな人なので、舞台としてお薦めしてくれたのですが。

初めて観た時、なかなか観る時間がなくて、主人とちびちゃんが眠った後、こっそり起き出して夜中に観た。
奇抜な雰囲気の中での、寿美礼さんの迫真の演技と、演出に圧倒された。
夜中というので相乗効果もあって。

そして…どよーん…となってしまった。
フィナーレまでがその雰囲気をかなり引っ張っていたので(そこがまた素敵だったんだけどね…寿美礼さんも。歌い始めたらにこっと笑顔はあった…でもね…)その”どよーん”はテレビを消した後も消えてくれず。

私には、解らなかった。
フリーダ=プルスの気持ちが。

可哀想なエリィ…。

「愛していたから、貴方の前から消えたのよ!」

フリーダ=プルスの気持ちを代弁した、フリーダ=ムハの言葉。
愛していたから…なの?
生まれたばかりの子供と愛する人を一度に失って、彼が失望するのは見えていたのに…。
神の教えに背いてでも、彼に付いて行くのは、愛していてはできないの?
解らない…。
宗教的な考えが深く絡んでいるからか、私には解らなかった。

「あなたの苦しみも終わり…。」

フリーダ=ムハは、砂に還った彼に呟いた。
本当に、終わったの?
彼の魂は、救われたの?
「死ぬのではない。居なくなるのだ。」
彼はそう言っていた。
それは、天に召されるのではない、と言うことなのではないの?

可哀想なエリィ…。

私なら、薬を飲む。
そして、子供が20歳を越えたら…いや、生涯の伴侶を得たら…いや、子供を授かったら(…って…どんどん欲張りになるのを、彼女は解っていたのかな)交通事故かなんかを装って子供の前からいなくなるの。
それから『足長おじさん』みたいに姿を見せないで子供を見守り続ける…。
子供が<両親の愛>を感じられるように、誰かに託していたかのように。
色んな形で愛を送り続けるの。
彼が砂に還る時が来たら…そのまま、砂に還っていく彼を見守ろう。
その、置いて行かれる苦しみは、私が担おう。
私はその砂を胸に余生…多分100年?を送る。
彼との200年を…できるなら、愛する彼へ贈る小説にでもしよう。
そして、自分のその時を迎える。
彼とともに砂になって…そう、海辺で彼を抱いて砂になる。海にでも流れて行こう。
砂の中に、きっと魂は宿っている。
そこで二人は砂の形で一つになれるの。

…相手がダーリンでもそうするか??
する…と思うけれどね…。
……どうだろうねえ……。
たった今、選択しないといけないとしたら………ううむ。
ちびちゃんを取ったりして(苦笑)。
いま、ふっと思ったんだけど…それがフリーダの本音だったりして…。
この子を置いて行けない。
この子に薬は飲ませられないから。

            -----------------------------------

この先は只の<イタい感想>です。

寿美礼さん@エリィ

何だか、もう。
どきどきしました。
苦悩を抱えたエリィに。そして、フリーダとの心の交流に。
二人が結ばれたことを表した最後のシーンに。
ああ、あのまま幸せになれたら、どんなによかっただろう…エリィ。
可哀想なエリィ…。

寿美礼さん@エロール

ナンなんだ、あの、かっこよさはっっ。
気障なんだけどね、思いっきり。
あーーーん、もうっ!生で観たいよおおおっっ!!
…再演してっ!!!時間を戻してえええっ!!!!
ものすんごい女ったらし!なんだけど、虚しいんだよね…。
クリスティーナとの絡みとか、もう鳥肌ものなのに(これが寿美礼さんじゃなかったら、蹴り飛ばすところだ)”くううっ言われてみたいっ!”と思ってしまう、馬鹿な私。
気障男、だいっ嫌いなのにさ。
恐ろしや、タカラヅカ男役。

あの、登場の瞬間。
かっこいいったら…ねえ。
”望もうと望むまいとスターと呼ばれる”のは寿美礼さん自身と重なったりして♪
…いえ、きっと少なくとも演出家・木村先生はそう思っているはずっ(くすっ)。
『それこそ人生』は、聴けば聴くほど名曲だと思う…エロールの歌詞がね、深い…。
エロールの表情も…深い…。

コンサートのシーン…くっくう。
女装(これは、女装って言っていいんだよね?)からエロールに戻る、ルージュを拭うところ…ぞぞぞっとくるよ。
綺麗だなあ。
そして世界の憧れ、エロール=マックスウェル。
ただ、歩くだけ。
ただ、振り返るだけ。
ただ、上着を着るだけ。
ただ、首を振るだけ。
ただ、おじぎをするだけ。
これが、どうしてそんなにかっこいいんだっっ!!

カメリアの場面は…もう…たまりません。
難しいと思う…あの、ダンス。
寿美礼さんだからこそ、いろんな思いが伝わる迫力になったのではないでしょうか。
うーーーーー・・・・・ん、素敵ぃ♪ぐぐっと来ますぅ
…カメリアの愛は、結構浅かったけどね。
愛と言うより、恋…かな。
だって、エロールの告白の辺りで、「この、偽エドガーめ!」だし、「嫌だ、あっち行け!」だよ?
…信じられない…。

クリスティーナを誘惑(これがまた…ねえ…ふうう)して、結果不幸な結果を招いたのは、とっても可哀想だった。
あのまま、結婚していたら、どうなってたかな。
エロール、実は幸せになれたかもしれない。
クリスティーナの無償の愛で…救われたかもしれない。
でも、阻まれてしまった…彼女の母親に。
なんて母親だ。
その悲劇を聞いて吐いたエロールの言葉。
「自ら死を選び、そしてそれを成し遂げられる」ことを、幸せと思って出た言葉なのかな。
あの言葉は、もしかしたら口調以上に、なにか深いものがあるようにも思う。
「生きて苦しめ!」
ハンスの言葉はエロールの胸にどんなに響いただろう…。
だけどやっぱり、ちょっと…理解出来ない。
死ぬことが出来ない苦しみって…やっぱり解らない。
私たちの周りには、<死>によりもたらされる苦しみの方が多すぎて…。

そして…。
Rちゃんお勧めのシーン(笑)。
いやあ…美しいです。
グラス片手に静かに踊るバスローブ姿のエロール様
もう、なんていいますか。
美しいです…ただただ、美しいとしか…。
”これぞ春野寿美礼”な滑らかで美しい、流れるようなダンス。
グラスを掲げてからん…と振るその立ち姿。
綺麗だなあ…。
寿美礼さんのファンになって、よかったなあ…。

「エロールの告白」から「不滅の最後」はもう……。
フリーダ=ムハの言葉で、エロール(=エリィ)は救われたとも思う。
例え天に召された訳ではないかもしれないけれど、永い間失っていた愛を取り戻すことができて、エリィは救われただろう。
あんなに、苦しんでいた、フリーダへの想いを解き放てたのかな、と思う。
「エロールの真実」での、フリーダを求める悲壮な声は、耳から離れなかった…。

願わくば、彼の魂が、フリーダとフェルディナントの魂に出会うことができますように…。

フリーダ=ムハには、優しい優しいアルベルト@じゅんちゃんがいるからね。
ロマンに欠けるけどねっ…くすっ♪
このところ、本当に暑い。
猛暑、を通り越している。
そして、関東の、発熱!?な温度…どうなっているの?地球。
かく言う私も、冷房に頼り切って温暖化に協力している…。
官舎にもともと付いていたクーラーの効きがあまりにも悪くて、ついに隣の部屋のクーラーまで動員した。
それでも効かない…。
これはやはり、一言言うべきか??と冷風を確かめてみた。
…ん?…生温い……
まさかと思ってみてみたら<暖房>の表示。
きゃーーーーーーーー!!
暖房も冷房も温度設定を極端にはしないので、ほとんど送風だったからまだよかったけれど、いつからなんだ???
早速冷房設定にしなおしました。
ふう。
突然心地よい風。
…効くんじゃないのよ。隣のクーラーも作動したままだけどね。

やっと、CSで"What’s up?"なる新しい?15分番組を観た。
もちろん、花組『La Esperanza/TALARAZUKA舞夢!』
製作発表の抜粋とポスター撮影光景をまとめたもの。
製作発表はニュースで観たののダイジェストだったので目新しいものはなかったけれど、ああ、おささま…なんて美しい…。
オレンジゴールド?の丈の長いスーツにコサージュ。
いつも思うけれど、なんでこんなに似合うの?金髪。
私、日本人の金髪、あんまり好きじゃないんだけど…おささまは似合い過ぎるのでOK.なんです(…おささんは何やってもいいってだけのくせに…?)。
色白おいーーー。
タカラジェンヌさんはみんな色白でお肌綺麗だけど、寿美礼さんは一際白い…。
水夏希さんと似ていると言われるらしいけれど…お顔のタイプの方向は同じでも…全然思わないけどなあ。
いえ、水さんも好きです、私。
ダンスが素敵。
花組時代のを観ているので、親しみもあるし、楽しみ♪
そして、何より、このポスター撮りの(短かったけど)寿美礼さんが美しいこと、美しいこと。
ああ、やっぱり、東宝も行きたいなあ。
『陰陽師』 夢枕獏

安倍清明を寿美礼さんに、源博雅を瀬奈さんに置換して読もう!と張り切っていたけれど、映画を<2>まで観ていたため、どうしても野村萬斎さんになってしまうううう。
いえ、それでもいいんですが。
萬斎さん、好きだし。
でもでも、寿美礼さんで読みたいいいーーーっっ!!
“色白で鼻筋の通った端正な顔”って表現、寿美礼さんにぴったりなのに、平安時代の装束姿を観たことがないので、それもあり…。
時代が近いしちょっと装束も似ているし、中大兄皇子でなんとか想像しようとしたけれど、あの、妖しくも美しく、そして強引で策士なできる男、中大兄皇子は、清明にも通じるようにも思うけれど、なにせあちらは天皇になられるお方。
清明は陰陽師。
身分も、扱う相手も違い過ぎて、やっぱりピンと来ない。
えーーーん。
愛しの某管理人様の小説をまた読みたくなりました。

『天の鼓』
平成初期だって♪
へっへへへーーー♪♪
何がなんでも、観なくてはっっ!!
何だか今、モード的に大劇場公演より楽しみになっている。
きゃーーーーーん♪
どうしようどうしようーーーっっ!!
12月の東京特別公演。
『天の鼓』
楽神の化身かと見まがうばかりの舞い姿だってえーーーっっ!!
まさにっっ!!
ああ、寿美礼様の美しい舞い姿が目に浮かぶ…うるうる。
…発表からもう3週間近く経って騒いでいるのは、最近になってこの情報に気が付いたからなのですが。
困りました♪
宝塚大劇場にはもう行く予定でチケット込み観劇プランに申し込み済み。
東京宝塚公演にも(初めて)行くつもりにしていた。
だって、演出が少し変わったり、出演者の解釈が変わったりするみたいだから。
その上この話。
も、もしかして、瀬奈さんも出ちゃったりする??
コンサートっていつだっけ??
瀬奈さんに是非してほしい役が親友の鼓の名家の楽人。
はああ、二人で舞ったりするのかしらん。
この作品で、是非おさ&あさ復活をっっ!!
内容を知ったらもう、行くしか無い!!…チケット、どうやったら取れるのかなあ。
憧れのシアタードラマシティにっ!!行きたあいっっ!!
日本ものっ!!観たあいっっ!!
私にとっては、初めて観る日本ものになる。
どなたか、チケット必勝法、教えて…。
日帰りで、母の誕生日ってことにしちゃうんだ♪
だから、ごめんね、どっちも行っちゃうもんねーーー!!
東宝の『La Esperansa/TAKARAZUKA舞夢』もっっ♪♪
…怒られるかなあ。
昨日、ふと観たくなって、ダーリンが出かけている間、食事の支度をしながら『カナリア』を観た。
これのすみれさん、最高にかあいいんだよねー。

正塚先生って、スターさんのキャラクターの使い方が上手いなあ。
特に寿美礼さんをちょっと天然入った、しかも神父さんにした辺り。
そして小悪魔ウカに瀬奈さんってとこが憎い。
ぴったりだもんねー、瀬奈さん小悪魔。
匠さんのお歌がイタタ…だけど…ウ゛ィムは面白かった。
コメディだけど影があって、人間界に慣れていないので戸惑いながらアジャーニに惹かれて行くという設定が演技力を隠してくれて上手く表現されているなあ、なんて、偉そうに思ってみたり。
好きだなあ、『カナリア』。
ばかみたいなお話なのに(可愛い神父さんのお陰で)惹き込まれてしまう。
それに、専科のお二人が最高!!

散々笑った後に、あの、フィナーレ。

…………。

紺のタキシードでいきなりご登場。寿美礼さま。
しゅ、しゅみれしゃまあーーーー………ばた。
ラブロー神父はどこにいったの??なかっこよさ。
ああ、素敵。
歌わないけれど、黒タキシードのときが………また………ばったり。

これのためだけに、わたくし、ビデオ購入を考慮中です。
DVD録画だと、どうしても画像が…ね。
黒の時のお顔をもっとしっかり拝見したいんですう。

2番手春野寿美礼、もう少し観たかったな…。
今日はなかなか充実していた。
朝からお洗濯も進んだ(いい加減細かすぎる分別洗濯、止めようかな…半分は気持ちの問題だし…)。
お昼ご飯を作る間、ちびちゃんはおとさんと三輪車遊びと植木鉢にお水も上げて上機嫌。
お陰で支度の間久しぶりにゆっくり『アプローズ・タカラヅカ!』を観られたし♪

『アプローズ‥』は私がおささまに完全に堕ちた、記念すべき作品だ。
もう、ここにも記したけれど、改めて。
R.K.ちゃん、ありがとうーーーっっ!!
何度観ても飽きない…。
只ね、哀しいのは、愛する寿美礼さまの歌声が2曲もカットされていること(涙)。
ああ、無情。
著作権の都合って…もうちょっと…がんばってくれよー。少しくらい、お高くなったもいいからあ…このお値段にも関わらず買う人々は、きっとそう思うって。
せめて曲だけでも……。
あの、夢の中の音のような中で踊るおささまを眺めるのも悪くはないけれど、やっぱり消化不良になる。
SAVAGE-K…そして パッション ノアール…。
よりにもよって麗しのおささまの美声ばかりカット(涙、涙)。
そういいつつCDまで買ったのはこの私です。
それでも売れちゃうから劇団側もそれでいいか、ってことになるんだよね…はい、その”カットされていても買っちゃう”一人です。
苦苦苦。
今回のは、初日がBSで放送されていて、それを初観劇前、”予習に”とRちゃんが下さったので、完全版を観たくなったらみられるからまだ幸せだけど。
おっと脱線し出したぞ。

それはそうと、このDVD、瀬奈さんがとってもかっこいい。
こんなに素敵な瀬奈さんを2番手に留めておくのは申し訳ない(←あなた、花組の何者?)と思ってしまったくらい。
いえ、このDVDを手にした時、ちょうど麻子さんが月組に特出する前後辺りで、そのまま月に行ってしまうのでは(コンサートも月組のメンバーとだし)という噂がちらほら聞こえて来たのでそう思ったんだけど。
パワフルで男気(…え!?)さえも感じるあの存在感。
寿美礼さんには無いものだ…そこはいいんだけどね、寿美礼さんは。
全てが優雅で上品で、かといってなよなよしてなくて決めるとこはびしっと決める。そして色香漂うあの表情…歌声…これでもかというくらい素敵なダンス…ああ、素晴らしい…。
…おっと、また旅立つとこだった…。
この、対照的な二人があってこその今の花組の魅力なんだけど…。
お二人が同じ舞台に立っているからこそ引き出される魅力もお互い持ち合わせていらっしゃるとも思うし…。
でも、考えたら、寿美礼さんは、瀬奈さんの学年では、もう、トップになっていらっしゃったし(それが早いのかもしれないけれど…その辺りは自称タカラヅカ初級者私には判らないけれど…)、あり得ないことも無い、とも思った。
でもね、TCAスペシャルでのお二人のご様子を聞いていると、「絶対、あり得ない!!」ってことになりました。勝手な私の中で、ですけど。
きっと、そう思ったファンは少なくないはず。
新理事長さんは組のカラーを大事にしたいと仰っているらしいし。
それに、月組はトップさん、替わったばかりだし。
寿美礼さんの同期の安蘭けいさんもまだ2番手だしね(この方こそ、早くトップに…と思ってしまうよね…ファンはきっと。でも、2番手って羨ましい…先は長いし、いい役多いし…寿美礼さんは2作品だけだもの…)。
それに…考えたら、何も瀬奈さんだけじゃないじゃない、月組に特出。
同じ学年だしね、貴城けいさん。
霧矢大夢さんだって控えているんだし!!
ただ、スケジュールの関係でコンサートも月組とだったんだよ。
皆が待ち望む、本来の組に全部の組が戻って、来年はますます盛り上がるんだよ、宝塚。
私みたいな、「●組しか観たこと無いですー」な人が他の組を観る機会を作っただけさ。
もしかしたら、安蘭さんが宙組に組み替えとかもないことはないかも、とかRちゃんと話した(そろそろTOP交代??だろうけど水夏希さんでは早すぎたりしないかなとかなんとか言ってね…我ながら余計なお世話だよね…宙組のTOPお二人は美しすぎてバランス取れていてそのままい続けて頂きたいとも思うし)けれど、やっぱり、それなりに組に馴染んで組のカラーを持っている人がなるのが一番だ!!と思う。
TCAで本来の組に戻った姿を喜ばれたのは、おさ&あさだけではないことを、みんながほっとしたことを、ファンの気持ちは2の次、なんて囁かれている劇団だけど、少し、汲み取って頂きたいです。
変な方向に話が飛びました。
(だって、敬愛する某管理人さんが生おさ&あさを久しぶりに観て号泣したなんて言うんだもん)

『アプローズ‥』で一番好きな場面。
それはスワレ・ド・パリです。
やっぱり黒燕尾はかっこいい。
他の人では似合わない!<白>の寿美礼さん(90th’s Present)もうっとりしちゃうくらい大好きだし、色香漂うパッション・ノワールも表情ひとつひとつドキドキするし最後の絶唱は鳥肌ものだけど。
やっぱり、なんて言うか…黒燕尾。
曲も大好きなんだよね。
特に初日の映像で、寿美礼さんが1列に並ぶ直前、にこっと笑って、そのあと真剣なお顔になられる瞬間が………。
ああ、素敵。
伝統の三角での笑顔の後のきりりのお顔も…か…かっこいい…。
毎回呆然と観てしまいます。
そして必ず一度は繰り返してしまいます。へへへ。
パッション‥ももちろん、同じくらい好き。
一度めのソロの直後、踊り出した瞬間まで歌っているのに乱れないことに毎回感動します…あ、ここ、BSしか聴けないけれど。
あのダンスは表情からまたがらりと違っていて…そしてアサコさんとのダンスもどきどき素敵で、一振り一振りにうっとり。
寿美礼さんが登場してから群舞になるまでの間は、本当に寿美礼さんの首の傾きから腕の角度から足の位置に至るまでしびれるほど決まっていて美しくて溜め息です。

春野寿美礼さん、最高!!

ああ、次の公演が楽しみだあ♪♪
私はタカラヅカを好きになってから日が浅い。
今ではすみれ色に染まった生活がなくなることは考えられないけれど、やっと半年経ったくらいだ…厳密にはまだ経っていない。
そして元々、漫画は好きだけど、所謂”少女漫画”をよく知らない。
だから、『ベルサイユの薔薇』って…有名だけど…ほとんど知らない。
ちょっと前まで、オスカルとアンドレ、どちらが女の子なのか…も定かではなかったくらい(汗)。
初めて観た舞台上の『ベル薔薇』は、TCAスペシャル2003かな?コムちゃん(朝海ひかるさん)@オスカルとワタルさん(湖月さん)@アンドレでの再現。
コムちゃんの可愛さに惚れ惚れしたのをRちゃんに訴えたら、伝説のカップリングだったらしい。
そうなんだあ。
男役さんでお化粧そのままであんなに「女の子」になれるのって、コムちゃんだけなのでは?と思います。
だって…麻子さんのスカーレットもちょっと出てたけど…綺麗というより(以下自粛)。おささんだってザ・レビュー99の歌の精?は…ちょっと…だったし…。
聞くところによると、いつぞやのTCAでおさしゃまの女装娘役姿があって、とっても綺麗だった…らしいので、是非観たいんだけど…。
さて、お話を戻して。
今、スカイステージでは開局2周年ということで過去数回に渡り公演された『ベル薔薇』を放映している。
たまたまCSを点けたらあっていたので観てみようと思って星組編を観ていたら、娘にチャンネル権を奪われたので、ま、いっかと諦めた。
…だって、すみれさん出てないし。
でも、やっぱりタカラヅカが好きになったからには観てみないとね。
今度録画しよう。
たまたまいつも利用しているGリーンコープで漫画の特大版2冊組を安く売っていたので姉に”タカラヅカ好きなら買うべし!”などとそそのかされて??購入しました。
まだ届いていないけれどね。
…それはいいとして。
その十分ちょっと観た『ベル薔薇』で、私はフェルゼン@とうこさんを観た。
あら、素敵♪
フェルゼンという人の役所?をたまたま知っていてよかった…のか悪かったのか。
寿美礼さんは花組で『ベル薔薇』するならフェルゼンをしたいらしい。
そうなんだあ…なんでだろう?
まだ、ベル薔薇を知らないので解らないけれど、主役…ではないよ…ね??
結構、渋い選択?
(でも、娘役したくて入団したということならオスカルしたいとか思わないのかしら?R.K.ちゃんと、今の花組で…おさ&あさで『ベル薔薇』って…ちょっとイメージじゃないよねえって盛り上がったことあるけれど、おささん&麻子さんは花組だけしてない!やりたい!!と言っていたらしい。その流れでおささんはフェルゼン希望だったらしい)
そして。
そのおささまの可愛い願いは今度のTCAスペシャル2004(そんなにくどくフルで書かなくても…くすん)で叶ったらしい。
観たいーーーーっっっ!!
フェルゼン@寿美礼さんではなく、寿美礼さん@フェルゼンが観たいっっ!!
…だって、よく知らないんだもん。フェルゼン。勉強しなくちゃ。
つまり、あの、とうこさんが着ていた、素敵な軍服姿なんでしょう??
観たかった…。
『レビュー誕生』の中詰めのような、『エリザベート』の最後のダンスのような、素敵な素敵な軍服が観られるんでしょう??(問題は鬘かも…)
ばかばか、私のばかあ…。
…仕方ないから??DVD買おうかなあ…。

今日はママと音楽会だ。
ブルンデンブルグ協奏曲を全曲聞けるらしい。
…ウィーンフィルのチャイコフスキー交響曲4&5番のチケットが手に入らなかったんだって…。
ぜーーーーったい、行きたかったのにい。
一番好きなのにい。
ウィーンフィルだからって買っただけの方!!譲って………。
このショック度はもう例え用が無いよ…。
スカイステージの特番『TCAスペシャル2004生放送special!』
生放送で寿美礼さんに会えるなんて滅多に無いのにお仕事で観られず、泣く泣く録画していた。
帰宅して早速見始めた。
きゃあーん。お稽古場だっっ!
ニュースを観られなかった私は嬉しくて嬉しくて、月組に特出中の麻子さんに笑顔を送るおさしゃまの嬉しそうなお顔にうるりと来ながら、やっぱりおさ&あさコンビは絶対よねえ。と呟きつつ幸せに浸っていたら。
愛しのちびちゃんがいつものように観たいDVDを抱えてやって来た。
ま、いっか。明日観ればいいからね。
そのままチャンネル権を譲った私。
そして、いつもしないのに(これぞ魔が差すっていうんだよね…)確認しないままビデオテープをそのまま入れていた。
今朝、<私の時間>にさっそく見始めた。
お稽古場から。
そしてまたあのおささまの笑顔を観て浸っていたら。
突然あの、番組開始の画面が乱入。
???
訳が分からないまま観ていたら、何故かTCAスペシャル2002が始まった。

ま、まさか…。
震える手で録画予約を確認。
13日には確かに入れていたけれど…。
昨日の夜に録画予約を入れている…。

……☆●▽♯★@?”▲!!。

車が禿げたくらいのもんではないショック…。
ばかばかばか、私のばかああああああーーーーっっっ!!
生放送スペシャルだもんね。
再放送の予定は組まれていない…。
あーん。
久しぶりのおさ&あさは??
おささまの<今>は??
ばかばかばかああああーーーっっ!!

…誰か、助けて下さい。えーん、えーん。
R.K.ちゃんにも約束しているのにい。

…暫く、立ち直れそうにありません。
再放送を悲願いたします。
さて、気を取り直して。
今日は『クイズ・ヘキサゴン』(…でいいのかな?)の元タカラジェンヌスター特集を見せてもらった。
姉がメールまでしてくれたのに観るのを忘れていたので嬉しかった。
タモさん(愛華みれさん)が出ていないのがとっても残念だけど。
思っていた以上に面白かった。
チャーリーさん(匠ひびきさん)がすんごく女の子しててびっくり(…一体おいくつなのでしょう??)。その辺りはあるNHKの番組でお披露目&サヨナラ公演の話をしていたときに解っていたけれど。
思った以上に…天然というか…「可愛らし」かった。
マミさん(真琴つばささん)がかっくいいお姉様で、想像通りで嬉しかった♪
姿月あさとさん。いい味だしてた(笑)。
りかさん(紫吹淳さん)はあんまりお話ししてなかったけれど、まだ<男役>が抜けきっていなくてタカラジェンヌしてて、なんだかちょっとした仕草や目線がかっこよかったー(笑)。
私はこの方々の現役時代を知らないので(チャーリーさんとりかさん以外)多分楽しさ半減だったと思うけれど、十分面白かった。
ああ、現役タカラジェンヌでもやってほしい。
トップスター5人+とどさま…さすがに無理か。
ではでは。
春野寿美礼、瀬奈じゅん、彩吹真央、蘭寿とむ、愛音羽麗、未涼亜希。
我等が花組スター6名でよろしく。
その後半年かけて全組網羅!!
または同期大会…77期でっ。
でも…がっかりしちゃ嫌だなあ。
知識が少ないのと頭の良し悪しは関係ないと思うので、ぼけぼけ回答するおさしゃまは観たい。
けれど、コメントとかがちょいとチャーリーさんおばかな感じだったらショックだもんなあ。
大丈夫と思うけどね。NOW ON STAGEとか観てても。
…はらはらはしそうだけど。
もしも花組6人であったなら♪

題して
<クイズ・ヘキサゴン タカラジェンヌスペシャル 花組編>

…そのまんまだよ…。
たぶん…舞台挨拶、スカステの番組やRちゃんの話やら色んなサイトで垣間みたところで考えても…おささまは<天然>ちゃんの部類。
でも、頭は良さそう。
だからぼけつつもいい感じ♪のコメント添えてくれるの。
ちょいとストレートすぎて下級生たちやファン、紳介さんまでもはらはらさせるんだけど、おささまスマイルで何だか許されちゃうの。
で、おりこうさんなのはやっぱり俺様麻子さま(瀬奈じゅんさん)。
トップさんのちょこっとずれてる天然ぼけに静かにでも手厳しくつっこみつつも愛情たっぷりにしっかりフォロー。
たまに間違った突っ込みもするけれど、「そっかあ。」と素直に納得してくれるトップさんにしてやったりとニヤっと笑う(…だって、スカステのトークショーで博多座公演のときインタビューを受けた場所を福岡って言ったおささんに「福岡…?博多(じゃない)…?」って言って、おささんに「……博多(にこっ←このはにかんだ笑顔が可愛かった♪)。」と訂正させてたけど、どっちでもいいんだもん♪博多は区の名前で、福岡は市or県名だもん。でも、おささんは反論しないで訂正してたし、麻子さんは満足げだった(笑)。おささん、本当は解ってたりしないのかなあ?)。
麻子さん続き(笑)。
公共の場だし、大人しく静か…にしつつも実はしっかり主導権を握って密かにいたずらっ子魂を満足させている。
知識もなかなか豊富。知らないことも自信ありげに言ってみたりして相手(特におさちゃま)を陥れる、陰の王者タイプ。
そして花組のキーパーソンゆみこさん(彩吹真央さん)。
にこにこしながら相手が上級生だろうがやんわりとでもしっかりつっこむ。
紳介さんに気に入られる回答(姿月さんのようにね♪)しつつも、終止上品さをなくさない。自分のぼけにさらっとつっこんでくれる麻子さんに感謝しつつ、そのまんまなつっこみしかできないトップさんに苦笑しつつ、紳介さんにその辺りを解ってもらえて照れ笑いする。
花組の太陽、とむくん(蘭寿とむさん)。
向日葵スマイルで大らかににっこにこしてぼけぼけの回答をするけれど話すテンポはやっぱり関西人の小切れいいもので、さらりと笑いを取る。
下級生にしれっと笑いを取りつつ話を振ったり(『ジャワ‥』のNOW ONで桜乃彩音ちゃんに地方公演の大変さを話した辺りそんな感じだったから)。
そこにつっこむのはやっぱり相棒のゆみこさん。
相手がとむくんとなると上級生モード&関西人にすっかり戻ってしまうゆみこさん。間髪入れずのつっこみに紳介さんもびっくり。
ジョルジュ&アベルタンの漫才コンビ復活に大受けして大喜びのトップさん。そのトップさんにやっぱりちょっかいだしてしまう麻子さん♪
いいなあ。
可愛いコンビネーションに紳介さんも大満足♪
花組のアイドル?みわっち(愛音羽麗さん)のキャラクターは…よくわかんない…いえ、どなたのことも解んないんですけど。
可愛らしーくにこにこ座ってそう。
みんなとちょっと違うテンポで、意外と最後まで残っていたりする。
そして私が密かに?応援している花組の希望の星まっつ(未涼亜希さん)。
クールなお顔で実は面白い。独り言のようにぼそっとつっこんでたりする。
ゆみこさんとまっつは麻子さんのポーカーフェイスにも何故か引っかからず、最下級生なのにしれっと強かったり。
「あ、すみません。」とか言いながらおささんにもあっさりヘキサゴンしちゃったりして。
「ええーっっ!まっつ、ひどおい。」とか言いながらちろっと流し目で威圧したつもりが効果なく、すぐに破顔一笑になっちゃうトップさん♪嬉しそう。そこに麻子さん。「雅ちゃ…いえ春野さん、トップさんのくせに一番に退場しないで下さいよお。」と、ついついいつもの口調になりそうになる♪(結局おさ&あさを絡める私)
…この場合、マミさんが最後までなかなかヘキサゴンされなかったようにおささんも遠慮されたりするんだろうか…しなさそう、花組。
遠慮されなさそう、最上級生でトップのおささま。あはは。
そう甘くないかしら?タカラジェンヌの上下関係。
ああ、観たいなああああ。
スカステでやってくんないかなあ。そしたらタカラヅカファンしか観ないし大丈夫よ!(何の話?)

家に帰ってどきどきしながら『TCAスペシャル2004』生放送special(…くどい)が録画されているか震える手で確かめたらちゃあんと入っていた…ほっ。
チャンネル権はちびちゃんにとられちゃったから、明日ちびちゃんが起きる前の<私の時間>はおニューおささま♪だわ。
そしておさ&あさ復活だあ(涙、涙)。
メールが来た。
携帯に。
それはモバイルタカラヅカの花組退団者情報。
いつも、どきどきする。
すみれさんだったらどうしよう…と。
あり得ないんだけど…でも…判らないもの。
そして開いたページには、ショックを受けた。
チハルさん(矢吹翔)さんとはっぱさん(真丘奈央)!!
がーん…。
すみれさんと仲良し(らしい)のチハルさんと同期のはっぱさん…。
おささま、ショックだっただろうなあ。
集合日を境にSUMIRE MAPからおささま入り出の待機時間を知らせてくれるようになり、おささまの様子を思い浮かべてどきどきしたけれど。
こんな発表があったなら沈んでいらっしゃったのではないだろうか…?
みちゅうのときもびっくりしたけれど。
ずっといてくれると(勝手に)思い込んでいたお二人の退団。
ががーん…。
同期っていうのがまたショック。
すみれさん、もう暫くいてね…。
りかさん(紫吹淳)が、同期の退団で自分も考えたみたいなこと仰っていたのが頭をかすめてしまった。
嫌だよおおおおお!!
もう少し、男役・春野寿美礼で魅せて下さい…。
『野風の笛』東京公演千秋楽を(やっと)観た。
主水正様…しゅてき。
某HPの敬愛する管理人様のドリーム小説のお陰でますます好きになってしまった我が殿、主水正様。
あの、プロローグの登場からもうう釘付け。
この、男性でも女性でもない美しさは、人間の性を超えていて…ただただみとれるばかり。
最期のシーンはビデオより涙が光ってはっきり見えて、心が痛くなった。
もう、忠輝のばかあ。
どーして主水さまが自害しなくっちゃいけないんだよう。
主人は(洋物は観ようとしないけど)『野風の笛』は好きらしい。
忠輝が家康の6男だとか、伊達正宗との関係やら、その登場人物の関係をさらさら言ってしまう歴史おたく。
挙げ句は”本当は花井三九郎と忠輝が義兄弟だったんだ”とか”もしかしたら切腹は忠輝の命だったかもよ”とか余計な知識まで植え付けてくれる。
うっさいなあ、もう。
でも、「また戦国ものがあったら見せてね♪」の台詞に気を良くした私。
ここから引込んでやりたいけど、すみれさんの実力や魅力は認めているしい発言は度々聞かれるけれど、<宝塚>がどうしても駄目なんだって。
だから絶対、タカラヅカのステージは観ることはないって。
彼女が引退して、タカラジェンヌでなくなったら観に行きましょうとのこと。
…そんなものですかね。
ま、それはいいとして。
『野風の笛』東京公演千秋楽。
狂言切腹のシーンは、忠輝さまが英語をしゃべり出し、困惑する主水さま。
かわいー。
その後忠輝がしれっと主水の肩を抱き「あれはイギリス語だ。」
仲良しだねー♪
そんな可愛い主水くんを……くっくう。
ばかあ。
若衆姿で再登場はいつ観ても美しい…。
うっとり。
自害で終わるの悲しみ(…あ、その後も続いてましたっけね、お話。)もこのエピローグでさわやかな気持ちになれる。
やっぱりこうでなくっちゃタカラヅカ。
花組、しかも寿美礼さまが出演している作品以外観る気がしなかった私。
R.K.ちゃんが「花組以外も観てみるべし」と貸してくれた星組日生劇場宝塚版『雨に唱えば』
ちびちゃんが起きるまでネット遊びをしながら宝塚のビデオ(おささま出演の)を流すのが私のお気に入りの時間なんだけど、ふっと思い立って流してみることにした。
花組以外のことは全く解らない私。
ちょろっと観た表紙で、安蘭けいさんをとどさま(=轟悠さま)と思い込んでいて(似てるよね?似てない??)、観ようとしていた『野風の笛』を止めてとどさま繋がりで選んだつもりがとうこさま(=安蘭けいさん)。
あらら。
おお、大和悠河さんも出てたのね?
おっ!私の誕生日の収録だ(関係ない)。
『雨に唱えば』は映画で感動した覚えがあるけれど、宝塚の印象ではないなと思っていたけれど。
でも、とってもよかった。
とうこさんはおささまの同期生なので、それもあって親しみが湧く。
ハッキリ言って、大和悠河さんは…かっこいいけど…お歌が…ダンスもそんなに…お上手な印象ではなかった(って、ちょっと何かで垣間見ただけの私がこんなこと言ってはいけないですね)けれど。
いいじゃーん。
光ってた。
さすが、そのでそこまできたお方!!?
考えていたよりお上手だったし、とにかく、素敵だった。
フィナーレがかっこよかったあ。
これは夏の博多座、大和悠河さん特出の初!星組観劇も楽しみだ。
R.K.ちゃん、ありがとう♪
「折角タカラヅカが地元に、しかも1か月近くも来てくれるんだから、行くべきよっっ!」と、チケットが思わぬ幸運で手に入ったからと誘ってくれたんです…いつもありがとおっっ♪
そしてとうこさん。
さすが、おささまの同期っっ!!(関係ありません、はい。)
実力派だーっ!…おささまには負けるけど(…イタいファンなので許して)。
半ばコメディータッチのシーンも多く、かと思うとかっこいいシーンもあって、なかなかこなし難いところだと思うけれど。
いいやーん。
映画ミュージカルで有名すぎるし、それがまた素晴らしい作品なだけに心配だったけれど、そんな心配必要なかったです。
ちょっと…宝塚らしくはなかったけど、その分、ひとつの舞台としてよかった!!っす。それってなかなか凄いことなのでは?
今度、もいっかい、しっかり腰を据えてみなくては。
やっぱりあのナンバーはいいね。
舞台の上で雨が降っていたのがびっくりだった。

これ観て思ったこと。
やっぱり宝塚はいいね。
たとえ寿美礼さまが…た●だん…されても、きっと(たまには)観るだろうと思う。
今のペースはありえないけれど。
そしてもう1つ。
やっぱりしゅみれしゃまが最高だ…私には。

先日、『パリの恋人』観て、ああ、すみれさまでこんなミュージカル、観たいーーっっ!!と思ったんだけど、やってくれないかなー。
この手のミュージカル、しかも映画がとっても有名なのはしないと思っていたので、『雨に唱えば』観て、おっ!もしかしたら♪と思った。
フレッド・アステアは好きだ。
何と言っても、あの、エンターティナー振りが素敵。
妙に(姿が)かっこいい訳ではない辺りもいい。
ヘプバーンのダンサーぶりも感激だった…さすが、バレリーナを目指していた天使。美しかった。とにかく、美しかった。
ヘプバーンはやっぱりいいな。
そうそう。『パリの恋人』。
その、あまりかっこいい訳ではないおじさまがしてもあのかっこよさ!
それを!
何をしてもかっこいい、そして実力も伴ってるすみれさまで。
観たーーーいっっ!!
…すみれさんのイメージを考えるとあり得ないんだろうなあ。
美世ちゃんだしね…いえ、私、美世ちゃん大好きです。
でも、ちょっとイメージ違うかなあって。
”もともとお嬢様”な設定の方が美世ちゃんかも。

もちろん、宝塚オリジナルは大事だと思う。
”男役”を堪能できるからね。
おささまの魅力をたっぷり散りばめた、宝塚トップスター春野寿美礼を堪能できる演出で。
今度の大劇場はほんっとに楽しみ。
でも、世界的”不朽の名作”を、男役すみれさまで観てみたいっっ!のですう…あ、エリザはもちろん大好き。でも、”人間”すみれさまで観たいっす。
…もちろん、タカラヅカ的”不朽の名作”も、よかったっすよ…いえ、ほんと。
(役名忘れたので俳優さん名でいくけれど)オードリーを励ますためにフレッド・アステアが窓辺に上った位置から踊り出すあのシーン。
そして最後のダンス(あら?どきっとする言葉だこと)の美しいシーン…観たいいいいっっ!!
…しかし、あれは、ヘプバーンが主役だね。やっぱり。
美しかったあ…。

”スーツもの”のおささまに早く会ってみたいなー。
『アプローズ・タカラヅカ!』のアッシュは、くらくらするくらいかっこよかった。
ところで、『不滅の棘』はスーツものの部類なのか??
…そう言えば『琥珀色の雨にぬれて』もスーツもの…か。

『琥珀‥』は、私はクロードよりルイおささまが好きでした。
クロードも、代役のときはかわいかったし、全ツもかっこよくなってて素敵でしたけど(特に密会のとこ、う…美しかった…)。
でも、ルイは…さいっこうにかっこいーーーっ!!
”這い上がりの人生を紙に書いて考えた”だけあって、ちょっと陰のあるあの色香が素敵でした。
そんなに素敵でいいのですか?春野さま。

この頃、画像にこだわってしまって、録画したものではモノ足りず、DVDやビデオを立て続けに買ってしまったので、おささまルイのビデオが欲しくてほしくて、悩んでいたら、やさしいmyお姉様が買ってくれた!!
お誕生日プレゼントってーーーっっ!!
ありがとおおおっっ♪
大事に大事にしますっ!
『COCKTAIL』のバスケおささまも観れたし♪
Charlie’s Barのシーンの黒タキシードおささま(これがっ!もうっ!美しいのなんのって!!そんな綺麗な男の方はいないでしょう…こらっ!他に目を奪われるなんてっ!れいさんっっ!!)もじっくり観られたしっ!

結局すみれ色な日記になっている…。
次はとどさまか…宙組を観よう…あと3本あるんだ、R.K.ちゃんのお薦め。
花組『ジャワの踊り子』千秋楽。
スカイステージのタカラヅカニュースはとってもいいなあと思う。
スカステに入って、タカラヅカを知って以来初めてお稽古ダイジェストから観て、初日のダイジェストを観てNOW ON STAGEで出演者の想いに触れ、自分の目で舞台を観て、千秋楽のダイジェストを観るというコース?を全うしたので、また一つタカラヅカファンとしての階段登った気になった(…へ?)。
これが大阪や東京に住んでいたらまた違うファン生活なのだろうけれど、まあ、仕様がない。
タカラヅカに馴染みの深い場所に住んでいたら、間違いなく暇を見付けては入り&出待ちしてしまっただろうし、下手したらFCのスタッフさまやっていたかも…憧れちゃうなあ。
さて、千秋楽。
自分が観た舞台は開始から一週間ちょっとだったし、初日に近い感じだった。
気が付いた違いは(ダイジェストだけだからもっとあったと思うけれど)、島のキスシーン直前の真顔(最高にかっこい瞬間♪)に、優しい微笑みが加わっていたこと(これがまた蕩けそうな微笑でねえ…うっとり)。
それから、札幌厚生年金会館にはなんと銀橋を作ってあった!こと。
フィナーレの羽を背負った群舞でのかけ声が「そいや」になっていたこと!あはは。でも、これがまたしぶくてねー。おらおら最後だぞーっなんて叫んでるすみれさま。
振り向き様に「よさこい。」はちょっと…やりすぎ?とも思ったけど、その声の妖しい声色にぞぞぞ。もう、そんな声で”よさこい”はやめてーーー(笑)。
千秋楽しか観ない初めてで最後の観劇、の人がいたら、どんな感想なのやら、と思ってしまいましたが。
もう、いいなあ、すみれさん。
千秋楽のご挨拶も可愛かったし。
花組ばんざーい、だね。
…早くビデオでないかなあ。
DVDも出してくれたらいいのにさ。
主人は当直。義兄も当直。
ならばすることは一つ。
姉と母と4人でお買い物へ。
そこで見つけてしまった。JAL TOURS 宝塚観劇プランその名もJAL STAGE!!
主人の夏休みにディズニーランドに行こうと言うので、そのチラシを何気なく通りすがりのJTBの棚を観ていて、おや?これは宙組では…とフィナーレの写真に目が留まった。
も、もしかして、観劇プラン???
友の会に入るのが遅すぎて、花組の夏の公演先行予約にエントリーするのに間に合わなかったので、どきどきしながらパンフを取った。
らららーん♪
チケット込みでした♪
遠くからの観劇だからこその特典さっっ!!
確定が持てない、宝塚のチケット。
大劇場はまだ完売、は少ないのかもしれないけれど。
いいお席で観たいもーん。
しかも、今回からは、寿美礼さまのお茶会の日に行かなくっちゃなので、きっと週末。
FCにお願いできるとは言っても、A席だし。
たまたまお茶会の日は、夕方の部が貸し切りだったので、翌日の昼の部も購入。
今後大劇場の時はこれで行こう♪
えっへへへへ。
このところ、実はチケットが取れないのではとブルー入っていたので、相当嬉しくてでれでれしてしまった。
ただね。
8月15日からなのに、お茶会の日は千秋楽近く。
早く行きたいのにい。
でも、さすがに(東京も行くつもりだから)1回しか行けないしなあ。
千秋楽近くなんて、おささまきつくないかなあ。
2回公演でお疲れなのに、さらにお茶会なんて。
ああ、でも、楽しみ…どきどき。
あと3か月っっ!!
まだまだ全ツ中なのに、こんなこと言ってごめんなさい、おささま。
おささまのお席は向こう側!と道を渡ろうとしたら母に止められた。
「危ないでしょっ!車来てるよ!!」
な、何をするーーーっっ!!
…でも、ここで敷かれる訳にもいかない。ちびちゃんの顔が浮かぶ(その前に交通ルールを守りましょう)。
仕方が無いので、追い付いた後、反対から背伸びした。
おささんサイドに行った人々がわっと歓声を上げて一斉に手を振っている。
あ、手を振ってくれたんだな。優しいな。お疲れだろうにな。
…いいなあ…。
浸りつつもこっちも見てーーっっと念じていたら。
どなたか声をかけて下さったのか、おささまはちょっと身体を浮かせ、こちら側を見てくれた。
ちょっとびっくりしたご様子。
手は振ってくれなかったけれど。
すぐに座り直してしまって下を向いてしまわれたけれど。
出発したバスの後ろ姿に「ありがとうございました。」と心でお礼を言って、これぞ”夢見心地”で駅に向かった。
次にお会いするときは、SUMIRE MAPの一員として、入り待ちから行くぞお!!と心で叫んだ。

電車の中でも頭の中では寿美礼さまの歌声。目を閉じるとおささまの横顔。時折何故か蘭とむくんの『ブンガワン ソロ』も回ったけれど…身体の全てがすみれ色に染まっていた。

ホテルについて母と寿美礼談義に花を咲かせていたら。
母が冬ソナを観ると言い出した。
…信じられない…。
私はテレビに背を向け、ホテルのエレベーターホールの自販機に母と浴衣姿で忍び込んで!?結局その姿でホテルマンに使い方を習って(浴衣で室外に出ないで下さい)買った赤ワインをふつーのコップに注いで、意外と美味しかったお夜食を頂きながら浸った。
電話をしても主人が出なかったので、これ幸いと??現実に帰ること無く浸ったままベッドに潜り込んで。
幸せな夢をみた気がする。

宝塚に出会って、初めて好きになるスターさんを”初恋ジェンヌ”と言うらしい。
春野寿美礼さまは、まさに私の初恋ジェンヌ様。
もう、この気持ちは恋と言えると思う。
初めて知った恋心は、とっても心地よくて、完全な片思いはとっても切ないけれど。
とっても幸せ。
早く秋にならないかなー♪

母と、次から2回観ることにしようねっっ!!と約束してる。
次の公演は
入り待ち+2回公演+出待ち+お茶会出席
と、フルコースでいくぞお!!
…帰りたくなくなるかも。
さて、小休止。
母と二人、お茶をしに行く。
1日で同じ喫茶店に2度も行くことはそうそうないだろう(今後はあるかもネ♪)。そう、美味しい!でもなかったし。
お昼から既にお疲れモードだったお兄さんがまだいらっしゃったので、気の毒になった。
お紅茶にサンドイッチ、そしてケーキを半分ずつしようと注文。意外と美味しくて満足。おささま効果かしらん?
それにしても、どうやら喫茶店に並ぶ多くの人が昼公演から来ているらしきことに驚いた。帰りには、今後は必ず2回観るつもりにしようねーーーーっっ♪と母と誓ったので、当たり前になってしまうであろうこの感動は書き留めておこう。
母は2階で1回目と同じ列だったけれど、なんとセンター近くというラッキーなお席。私は1階だけど右端。でも、ブロックの先頭と知って嬉しかった。
オペラを借りた母に、寿美礼さま登場のシーン、王宮での登場のシーン(特にあの、にこっ)、島のシーンでアルビアにキスする直前の真顔、そして羽を背負ってのダンスシーンはきっとアップを観るように、と伝えて別れた。
今度は母も居ないし、お隣はなかなか来ない(まさか、空いてる!?)し、もう、今度は絶対!オペラチャンスを逃さないぞおおお!と決心して席へ。
全体、(または全身を裸眼で)観るべきところと寿美礼さまアップすべきところを1回目で決めていたので(って、寿美礼さんが出ていたらほとんどオペラ外さなかったけれどね)、余裕の気持ちでスタート。
思った以上に席は前方で、オペラが無くても落ち着いて観られた。
どきどきラブシーンも、頑張って観た!
1回目でオースマンが「おおっすまん。」言った時見落としていたので、台詞言ってるみつるくん無視してずーっとおささまを観ていた。
ちょっとあきれ顔だけど、崩さず変に笑わず…かっっこいーーっっ!
オースマンのキャバレーのダンスシーンは、鈴懸三由岐さんのすばらしいダンスに釘付け…。私の視点は実力主義なので、ごめんね。
そして、極めつけ。
泣いてはいけないと決心するまでもなく、寿美礼さんの素晴らしさに呆然となっていた私は、フィナーレも泣くことなく、オペラを構えた。
そして…。
倒れそうになった。
真っ白い王子様となった(違)アディナン、いえ、寿美礼さまが…アルビア、いえ、ふーちゃんのかんざしを…おもむろに外したかと思うと…お…お…お口に…(ばたっっ)
そしてびしっと決めたかと思うと、さっと袖にそれを投げられた…。
…………。
しばし、呆然。
す…すみれさま…。
鼓動は高まったまま、どんどん進んで行くショーに付いて行けない思いで私は呆然とそのシーンを頭の中で繰り返していた。
全く、気が付かなかった。
泣いていたから。天国を覗き見するようで憚れて、あまりに綺麗で感動的で、オペラを覗けなかったから。
ああ、2回観れてよかったあ…。
府中は、ご実家が近いとのことで、「勝手に親近感を持っています。」ですって。本来、ご挨拶されないところで一言頂いて、とっても得した気分でらんらん♪しながら母と合流した。
そして、「気付いた!?」と母と同時に言う。
おおお!ちゃんと気付かれたかと感動していたら、同じシーンではあったけれど、同じ振りのことではあったけれど。
母が言ったのはかんざしを投げたことが「ちょっと不自然な振りがあったけどナンだったんだろう?」って…オペラで観ていなかったらしい。
かんざしのシーンを言うと、「どうして教えてくれなかったのーーー!?」かなり恨まれた。
だって…私も2回めで気付いたんだもん。
母はその後、とてもここにも記せない暴言を吐き(刺されなくてよかった…)、そして電車でもホテルに帰っても、翌日銀座を歩き回っている時も、観たかったあ!と叫び、私に八つ当たりして、ビデオ買うもん!と決心を口にした。
さて。
熱い公演が終了し、大満足で外に出た私は、心がざわざわ騒ぎ出した。
確か、地方公演って、”早出”なるものがあって、あっという間に出て来られるんだよね?
待ち時間の間に、楽屋はどうやら裏手にあるらしいことを知った私は、自然とホールに沿って裏の方に足を向けていた。
母が覚えたての言葉を使って情報を伝えてくれる。「『出待ち』って言ってたよ!」
やっぱり??
ドキドキしながら自然とできていた人の流れについて行っていたスタッフの方が「出待ちの方はこちらですー」と誘導しているではないか!!
やーーーん、どうしよう!
…って行くしか無いけど。
楽屋口は地下階になっているらしく、その名の通り芸術劇場の裏の森から数メートル坂を降りた位置に大きなバスが停まっていた。
楽屋から直接バスに乗り込まれる「早出」の噂は聞いていたので、バスに乗り込まれる瞬間を拝見するしかないっっと、いつもは勇気がなくて隙間をこじ開けるなんて出来ないけれど、おささまへの愛が背中を押してくれて、バスの扉がほぼ正面に見える位置についた。
おささまがどちら側からいらっしゃるかは判らないけれど、後ろ姿だけでもここなら確実に見えるはずっっ!
ぞろぞろと生徒さんたちが出て来はじめる。
私たちから観たらバスの向こう側に位置する方向からだったけれど、高いところからだったので難なく観れた。
(多分)蘭とむくんが元気に「ばいばーい」と恐らく会の方々に大きく手を振って挨拶して入り。渋いはっちさん(一目で分かる…まあるいサングラスはレビュー誕生の画家の雰囲気♪)には「はっちさーん!」と声が上がる。
そしてそして。
ああ!あの、一際オーラの違うあの方はっっ!!
細い身体に小さなお顔。深く被ったお帽子。残りのお顔の半分も占めているのではと思う位おっきなサングラス。
あの何気ないのにかっこいい歩き方…。
息を飲んだ。
会の方々が「お疲れ様でしたー!」と声を合わせるのにさり気なく挨拶されてさっとバスに乗り込まれた。
バスのお席がたまたま見えたので、一生懸命観てしまった。
(バスの中まで覗いてごめんなさい…)
椅子に深々と座って、ぴっとシャツの襟を正された。
………。
あまりの素敵さに呆然。
初めて観た、「春野寿美礼さま」から「おささま」になられた瞬間。
その横顔は脳裏に焼き付き、離れない。
私は完全に虜になる自分を感じていた。
「幸せ…。」
浸りつつ。母によかったね、よかったね、と言われつつ。
胸いっぱいで帰路につく。
するとっっ!
バスがまだすぐそこで信号待ちしているではないかああ!しかもちょっぴり渋滞しているっっ!!
みんなで追いかけた。
あと、一目、おささまのお顔を拝見したいっっ!
恥ずかしさなんてかなぐり捨てて、でも、母を置いて行く訳にはいかないので振り向き振り向き走った。
いよいよクライマックスへ突入した。
やっと辿り着いた領事館。閉ざされた門に必死に駆け寄るアディナン…そして…。
愛する人を銃弾から守るため、アルビアは倒れた。
…なんてこったい。
それでも必死にアルビアを抱え、門へと向かうアディナン。気迫の演技に息をのむ…でも…背後から無情に響く銃弾に倒れながらもアルビアを守ろうと動きを止めないアディナン…あああ…なんて可哀想なんだ。もう、戦争は終わっていたのに。インドネシアは独立を遂げたのに…。
私は、この、お話自体以上に、そうやってあと数分、数秒、戦争が終わるのが早かったら、命を落とさずに済んだはずの人が一体どのくらいいるのだろうと、前日見た『シンドラーのリスト』も重なってそれが哀しくて可哀想でぼろぼろ泣いてしまった。
すみれさまの潤む瞳での迫真の演技に感動しながら、その二人の姿にたくさんの戦争の犠牲者たちを想った。
人知らず独りきりで自害するタムロンにも、その家族のことを想い、泣いてしまった。
隣には主人を亡くして4年しか経っていない母が居て。それでまた涙が止まらなかった。
そこで登場する「私」に救われながら。
ところが!
覚悟が足りなかった。
フィナーレが始まって。
真っ白な民族衣装のお二人が真っ白な大きなハイビスカス中央ににっこり佇んでいた。
床はドライアイスの海。
ああ、天国って、あるんだなあ…。よかった…。
二人の美しい笑顔は、それまでで一番幸せに輝いていた。
私は、また、母を想い、号泣してしまった。
また、愛するパパに逢えるね。よかったね。
あんまり泣くので、母はびっくりしていた。
…で、オペラを覗けなかった私は大変なシーンを見逃していたことに、2回目の観劇で気付き。母にも恨まれちゃった。
羽を背負って独り階段の上にあぐらをかいて踊る寿美礼さま。
この時から、もう、アディナンは「春野寿美礼」になっていた。
それこそ、あの、アディナン??と疑ってしまうくらい目つきから違っていた。
か…かっこいい…。
これぞ花組!な(…って寿美礼さましか観てないけど…)男役さんたちの群舞に酔いしれ、寿美礼さまのかけ声に痺れ…ああ、素敵♪
もう、大満足でした。
蘭寿とむくんの「ブンガワン・ソロ」も良かった。寿美礼さんも歌ったんだよね…聞きたいなあ。
最後の寿美礼さんのお歌にうっとりしながら、また1時間後にはこの幸せな時間を、今度は1階席で!過ごせることを再び神様に感謝した。
これは、もう、「恋」だと思う。
この日(もう10日以上経っちゃったけれど)、私は自覚した。
いえいえ、お相手は女性。それは解っている。
つまり、そういう恋ではなく、春野寿美礼という芸術に、それを形成しているおささまに、すっかり参ってしまっているという意味。
九州在住の私が彼女について知っているのは、その、舞台でのすばらしさと、宝塚という特殊な環境の中で見せてくれる春野寿美礼としての”素顔”だけだ。
でも、その、春野寿美礼というひとつの「人格」に、すっかり参ってしまっている。

母と二人、早朝5:47発の電車に乗って、府中の森芸術劇場に向かった。
『ジャワの踊り子』を観に。
思わぬラッキーが重なり、2時間30分以上早く会場に着いた私は、ポスターに貼ってある完売の文字を横目にチケットカウンターに向かった。駄目と解っていても、聞くだけ聞いて、納得しようと。
すると、神様が私の熱い思いを聞いて下さったかのように、でも、そこに試練をも与えて下さっているかのように…チケットは1枚だけ残っていた。
なんでも、どこかの企業か何かが抑えていたチケットが3枚だけキャンセルになって、その内1枚だけ残っていると言うのだった。
1枚か…
ショックを隠せないまま、もう、無かったことにしようと心にいい聞かせながら母に告げた。すると、母は「行かないと後悔するよ」とまで言って、勧めてくれた。
ママ、ありがとおーーーっっ!!
素直にその言葉を受けることに決めて購入した。
そして、開場とともにずらりと並ぶ列の最後尾につこうと外に出た。
すると!
一人の女性がチケットと、今日の日付け、そして席番、お値段を書いたファイルを掲げて立っていらっしゃるではないか!その日付けはこの日の夕方で。
私は午後のチケットが手に入らなかったことを嘆いていたら、当日券やこの、”捌き”と呼ばれる人がたまにいらっしゃることをR.K.ちゃんが教えてくれていたことに感謝しつつ母に告げ、ついに2人分、昼、夕2回分のチケットを手にすることができた。
週末で、東京で、1日だけの花組公演を2部とも観られるなんて…なんて贅沢で幸せなことだろう!昼の部を購入した時、プレイガイドにすぐ料金を払わないといけないことをしらず、1度キャンセルした形になり、発売1週間以上経ってから予約しなおしという形になって、だからではないかもしれないけれど2階席になったことを悔しがっていたことなんて、すっかり忘れて浸ってしまった。
ついに会場に入り、早速グッズ売り場に。
そこでまさか買えると思わなかった私がすみれ様に出会う前のパンフレットがっっ!!
東京公演の『エリザベート』に『野風の笛/レビュー誕生』そして、公演写真が入っていたので、大劇場のを持ってるけれど前回の春の公演の東京公演パンフも。
欲しいビデオはぐっと我慢して。
もうもう、それだけでも幸せいっぱいになりながら、そしてどきどきを抑えられない自分に笑いながら。
『ジャワの踊り子』のパンフとともに席に着いた。
お稽古場の写真にでれでれ。
しっかり読もうと頑張っているうちに開演を告げるすみれ様の声!!
きゃーーーん!!
すみれしゃまのお声だあああーーーっっ
ざわざわしているのをもどかしく思いつつ、ばくばく鼓動を感じる耳を必死で傾ける。
初日の映像は目を閉じれば浮かんでくるくらい観たけれど。
もう、今の私には、実際観た、そして聞いたすみれさまの歌声、舞い姿が焼き付いている。
とにかく、素晴らしかった。
何がって、お話…はまあ、後半の流れがちょっと…で雑念が入らなかったといえば嘘になるけれど。
やっぱりすみれさんは凄い!!
何が凄いって、(ちょっと困ったチャンなあらすじをも)感動のお話にしてしまう、あの、あくまでもさり気ない、何気ないけれど、神経を張り巡らせた確実な立ち居振る舞い。演技。歌声。そして舞い姿。
うっとり…。
登場の瞬間は、まるで絵画のように微笑む寿美礼さまが美しくて、心臓が止まってしまうんじゃないかと思うほどドキッとした。
そして、王宮での舞いのシーン。
花道からの登場は本当に王子さまの登場!?と思ってしまうほど上品で厳か。
そして…舞いに入って客席に向かい、ふくよかで上品な唇に両手を交互に添えて…白い歯を見せてにっこり。
‥‥‥。
私は硬まってしまった。
綺麗…なんて綺麗なんだろう…。
もう、その笑顔ですっかり参ってしまった。
呆然としている場合ではない。必死で意識をオペラグラスに集中させて微笑みを称えながら舞い踊るすみれ様を追った。
もう、この王宮のシーンだけでも既に、ああ、来て良かった…と思った。
そしてもう一度観られることを、幸せに思った。
美世ちゃんも含め…申し訳ないけれど…誰のことも目に入らなかった。
蘭寿とむくん扮するタムロンも素晴らしかった。
でも、すみれさまアディナンでいっぱいだった。
ビデオでしか観たこと無いけれど、本当に、あの、トート閣下を演じた方なの?本当に、エロール マクスウェルだったの??
中大兄皇子さまとも主水正さまとも、ましてやギスターブとも違う。
すみれさんは、何を演じられても他の役と「被る」ことが無いと思う。
凄いなあ。
さらに凄いのは、たった数カ月前と比べても確実にまた力をつけていらっしゃることが、(こんなレトロな作品の中にあっても)素人目にも解ることだと思う。
さらにさり気なく、さらに重厚に、そして軽やかに、素敵に。
”誓いのハンケチーフ”は、 タカラヅカニュースでお稽古場での衝撃のふーちゃん視点でのおささま正面像を観ていたし、席が美世ちゃんサイドだったので油断していたら、なんと反対位置でもあって…すみれさまのお顔が見えて…倒れそうだった。オペラで観るのは憚れて。つい、ぱっと離してしまった。
…勿体ないことをした。
話題満載の島のシーンでお魚登場の時は笑いが起こったけれど、シリアスなシーンでは起こらなかった…ほっ。
隣で母が「さかなっ…」と呟いたのを肘で制したけれど。
もう、あの時のさらさらヘアーのすみれ様。しゅてき…。アルビアとじゃれながら笑うときはちょっとだけわざとらしくて赤面してしまったけれど、キスする直前の真顔が………
………か…かっこいい………
もう、あの瞬間はひたすらかっこいい、の一言。CSで観たのと同じに…いえ、それ以上に…。うっとりも出来ない、ドキドキドキドキ…。
ど、どうして平気なの!?美世ちゃん!?改めて思った。
とにかく、誰が何と言おうと。
このシーンは、特に、すみれさま、最高にかっこいいーーーっっ!!!
綺麗、じゃなくて、とにかく、かっこいいのっっ!
ほ、本当に女性なんでしょうか!?あんなお顔、一体どこの男性ができるっていうの!?
あーーーーん、もうっっ!!…かっこいいよおお…くすん。
結末を知っていたので、お話が進むに連れてどんどん暗い気持ちになっていった。
未沙のえるさんの「私」が程よく現実に戻してくれている。
さすがだと思う。
お祭りのシーンは、お衣装が重そうだったけれど、それでも細やかな動きがやっぱりさり気なく美しく、ダンサーとしてのすみれさまの素晴らしさを噛み締めた。
アルビアのお家での密会もどきどき…
どうして信じないのよーーーっっ!!
でも、愛しい人の為に自分を犠牲にする決心をしたアルビアに目頭が熱くなった。
<続く>
今日はR.K.ちゃんに会った。
彼女は私をすみれ色の生活に導いてくれた恩師だ。

彼女がお勤めしている間はそのお昼休みにデートしていたけれど、彼女が3人目のあかちゃんを授かってお勤めを辞めてからは暫く会えないでいた。

彼女の好物のイチゴショートを買って。
結婚した姉が旦那様の泊まり仕事にかこつけて実家に帰っていたので、ちびちゃんを頼んだら二つ返事で預かってくれた。そこでちびちゃん抜きでゆっくり話せるぞお♪と意気込んで行った。
彼女の日記を読ませてもらったら、口で言うより「おさ&あさ」が好きってことが解ったので(どうしてあまり語ってくれないのかは謎だけど…)、いっぱいいっぱい話そう♪と。

彼女が観に行った『ファントム』の話も聞けた。
パンフレットがすっごい綺麗でびっくりした。
まるで、絵画。
そこにちらほら4か所も寿美礼さが載っていたので狂喜する私。
「VISAミュージカルだからねえ」と笑いながら飽きれた声をだすR.K.ちゃん。
寿美礼さまはVISA JAPANのマスコット…がーる…
ああ、かっこいい…。

一番嬉しかったのは、『琥珀色の雨にぬれて』のジゴロ役のすみれさまルイを観て「はあーーーっ…かっこいい…」と一緒にため息をついたこと。
手放しで寿美礼さんを誉めるの、初めて聞いた気がするぞ。
本当はとーーーっても好きなんじゃないか??
でも、彼女の本命くんは宙組にいる。
過去のビデオから、彼女の本命くんを認識できたのも嬉しかった。
…でも、ごめんね、よく覚えていません…。

もっと、もっとお話ししたかったけれど。
時間はたったの3時間足らず。
お昼休みデートが1時間も無かったことを考えたら長いけどね。
そして「また来週♪」とR.K.ちゃんが言ってくれたから、きっと彼女も楽しかったんだと嬉しかったし。
よしとしよう。

来週は、『ジャワの踊り子』のパンフレット持って行くからねっっ!
スカイステージのタカラヅカニュースで花組『ジャワの踊り子』初日のダイジェストが放映された。
思わず
「わあー…綺麗!」
と声を上げてしまった。
あまりにも寿美礼さまアディナンが綺麗で…。
ポスターを観ていたのに、お稽古光景を観続けたため”ジャワ人”してる寿美礼さんが想像出来なかった私は、口も半開きのまま見入ってしまった。

あの笑顔がたまらないです。
”黒塗り”に栄える白い歯が…とっても素敵。
あんなににこっと笑われると、自分の心まで美しくなれそう。
(本当に、あの、トート閣下?エロール様??)
これが、きっと、噂に聞く「白い王子様」の姿なんだろうなあ。
そう。王子様なの!
踊り子ではなく。
だって…気品がありすぎて。きらきら王子様としか思えないんだもの。

そして噂に高い島のシーン。
「………。」
あまりにもかっこよくてうっとり。
もう、うっとり!なの!!それ以上、表現出来ないのっっ
ターバンを外したそのさらさらヘアーはジャワ人にしては明るめの髪の色もああ、さすが。のセンス。
そして。
真顔になって、アルビアを見つめ………
(ばったり)←きみが倒れるなよ

ふーちゃん(=ふづきさん)いいなあ…本気でどきどきしないのかなあ。

あのですね、いろいろ『ジャワの踊り子』について、仰っている皆様。
いいんです。あれで。
あの笑顔と美しい舞いと心に響く歌声とがあれば。
それがきっとその当時のタカラヅカの形で。求めていたものなんです。きっと。
今よりショー色?が濃いだけなんです。
その、「本来のタカラヅカ」を”それだけ”ではない寿美礼さまで堪能できる。きっと本来のものより深いものになってるはず。
それが今回の『ジャワの踊り子』なんです。
おささま(=すみれさん)もおっしゃったでしょう?
「感性」の舞台なんですよ。

…ってことで、先入観を蹴散らして、行って参ります。

NOW ON STAGE観て、おささま始め皆様の熱い想いを聞いて、舞台に対する情熱を感じて、あんな短期間に大作を作り上げられたその努力を想って。

素直に3.5か月ぶりの再会(片思い)をはたして参ります。

うわーん、どうしよう。どきどきしてきた。

なんか、『エリザベート』で開花して、その後”黒い人”になったのよとR.K.ちゃんは言っていたけれど。
違うっっと思う。
だって、白い王子さまは健在だし。
その白さはただ白いだけじゃなくて、積み重なったものの上にある白さで。
ただ、白いんでなく、ただ、黒いんでなく。
ましてや灰色でもない。
なにをなさってもすみれ色にしてしまう。
それが七変化の寿美礼さま。
でも、本来の「白」に戻った時。
すみれさんは一番自然だと思う。
エリーも、トート閣下も、最後は白くなったでしょう?

誰よりも、白が似合うんです。

下手をすると、面白みのない『白い役』で、あそこまで輝けるのは、そんな人か…はたまた“白いだけの人”なのではないかしら。
…と、よく解っていないくせに自分なりに考えています。

“黒い”寿美礼さまも妖しい色気があって艶やかで大好きだけどね。

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