今、おかあさんにベッタリのちょびくんを鍛えに一週間に一度街に出るので、ちょびくんががんばっている間の命の洗濯時間に久しぶりに本当に命の洗濯らしい行動を取り(どうしても母として妻として主婦としての用事を済ませる時間になりがちだった)、私のために都会にしかない本屋さんにでかけて買って参りました。
J一郎訳『源氏物語』
翌日判明したのは、母が若かりし頃求めたという風流な作りのものより、読みやすくなった新々訳版だったのだけれど、そもそも、源氏物語は難しいものらしいのを、やっぱり主語がないのが特徴というところまで忠実に?訳していらっしゃるので・・・要するにさらりさらりと読めないんです。
私には・・・素直な気持ちで白状すると、難しい・・・。
しかも、肝心の巻一が品切れで、まるで『あさきゆめみし(今となってはI)』のように、須磨から始まっているんです。
でも、どうしても光の君に触れていたいので、読み始めましたら、なかなか明石の上にもお会いにならず、須磨へ流れて参られたご様子などがそれはもう詳細に描かれているのでございます。
いえ、まるで平安の方々はこんな印象でお読みになったのだろうと思うように、優雅な女性の語りでお話が進んでいて、秀逸の誉れ高い訳というのがド素人の私にも解るくらいの美しさなのでございます。
ちびちょび攻撃の合間合間に読むのと、時折頭上に現れる『?』マークのためちょこちょこ戻ったり、折に触れ君が詠まれるお歌の解釈を読んだりしていると時間がかかってかかって・・・。
ようやく慣れてきて読む速度も上がってきたのと、ちょっとした隙をすべてこれに充てている、この二日ばかりでだいぶ進んできました。
まるで原文を読んでいるかのような気持ちにしてくれる美しい文章は、かのすみれさま@光る君にぴったりで、読んでいる間は、他の方々は雰囲気だけで現れる登場人物も、光る君はしっかりかのすみれさま演じるところのお姿で現れるので、幸せいっぱいです。
それはどうかしら?と思うような部分でさえ、何しろ君はすみれさまなので、妙に理解者になってしまうのでした。
ちょびくんが短いあんよを必死に持ち上げ、力の限りでよじ登ってきて、お母さんとコンピューターの間に立ちふさがって参りましたので・・・何度か他に気持ちを向けようと試みますけれども効果なく、母君のお顔をご自分の方に向けて訴えるその必死さが愛おしいので・・・。
今宵はこれまでにしとうございます。
J一郎訳『源氏物語』
翌日判明したのは、母が若かりし頃求めたという風流な作りのものより、読みやすくなった新々訳版だったのだけれど、そもそも、源氏物語は難しいものらしいのを、やっぱり主語がないのが特徴というところまで忠実に?訳していらっしゃるので・・・要するにさらりさらりと読めないんです。
私には・・・素直な気持ちで白状すると、難しい・・・。
しかも、肝心の巻一が品切れで、まるで『あさきゆめみし(今となってはI)』のように、須磨から始まっているんです。
でも、どうしても光の君に触れていたいので、読み始めましたら、なかなか明石の上にもお会いにならず、須磨へ流れて参られたご様子などがそれはもう詳細に描かれているのでございます。
いえ、まるで平安の方々はこんな印象でお読みになったのだろうと思うように、優雅な女性の語りでお話が進んでいて、秀逸の誉れ高い訳というのがド素人の私にも解るくらいの美しさなのでございます。
ちびちょび攻撃の合間合間に読むのと、時折頭上に現れる『?』マークのためちょこちょこ戻ったり、折に触れ君が詠まれるお歌の解釈を読んだりしていると時間がかかってかかって・・・。
ようやく慣れてきて読む速度も上がってきたのと、ちょっとした隙をすべてこれに充てている、この二日ばかりでだいぶ進んできました。
まるで原文を読んでいるかのような気持ちにしてくれる美しい文章は、かのすみれさま@光る君にぴったりで、読んでいる間は、他の方々は雰囲気だけで現れる登場人物も、光る君はしっかりかのすみれさま演じるところのお姿で現れるので、幸せいっぱいです。
それはどうかしら?と思うような部分でさえ、何しろ君はすみれさまなので、妙に理解者になってしまうのでした。
ちょびくんが短いあんよを必死に持ち上げ、力の限りでよじ登ってきて、お母さんとコンピューターの間に立ちふさがって参りましたので・・・何度か他に気持ちを向けようと試みますけれども効果なく、母君のお顔をご自分の方に向けて訴えるその必死さが愛おしいので・・・。
今宵はこれまでにしとうございます。
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