回を重ねる毎にイタさもupします。

ファンを教えることで、ダンサーとしても新しい目を得たと喜びを感じるカルロス。
遊園地が活気づいたのが、自分の絵やそこから生まれたキャラクターたちも一躍買っているんだと仕事を楽しむミルバ。
二人は、新しい環境の中で、新たな目標と幸せを見いだします。

これだよね。
これが、とっても大事なんだよね。
がんばろう。

カルロスはコーチの才能もあったのか、ファンはみるみる力を付けて行き、たった1年で(←いえ、深い意味はございませんとも)カルロスの目指していたコンテストに出場することになります。

このね、彩吹さんと鈴懸さんのダンスがかっこいいです。
…といいつつ、
(きっと、ビデオでは彩吹さんが映るよね)
と思って、ファンのダンスを見守るカルロスの真剣な眼差しを必死で観ていました。すみません。

カルロスは私の大好きなチャコールグレーの、タイなしのシックなタキシード?(サテン素材ではない)に、真っ白のシャツの、大きめに開いた胸には厚い銀のネックレス。
か…かっこいい…。

その、真剣な顔が、ファンのダンスが終わって、喜びに変わる瞬間がたまりませんーーーっっ
でへでへ。
そしてよくやった!とばかりに真っ先に拍手をするカルロス。
これなら行ける!と思ったのでしょうね。

フラスキータに呼び止められ、復帰するチャンスを自分の為に逃さないでと言う彼女に、ありがとう、と言いながら、自分にはその気はない様なそぶりのカルロス。
ただ、彼女の膝が完治して、インストラクターをすると前向きに言うのを喜ぶ。
なんて人なんだ、カルロス。
どうしてそんなに諦めているの?

色んな人の想いを背負ってしまっているの?

そこに、ファンが倒れた!とファンのパートナー@鈴懸美由岐さん。
そして翔つかささん演じるファンの母親が、ファンは実は心臓病で幼い頃から激しい運動を医師に禁じられていたと告白します。

ここね、つーさん(翔つかささん)の突っ走りお母さんでお笑いシーンも入るんですけれど、カルロスのそれを聞いて「どうして教えて下さらなかったんですか!それならこんな無理はさせなかったのに!!」って怒っているその激情がすんごくかっこよくて釘付けでした。
うはうは。
…で、未涼亜希ちゃん扮するお医者さんもお母さんとの絡みで面白いんですけれど、でも真剣にファンを見守るカルロスに釘付けです。
まっつ(未涼亜希ちゃん)も大好きなんだけどねー。

どたばたお母さんがまっつ先生に連れられて行った時、水さまと桜一花ちゃんが真剣なお顔のまんまその二人の去って行った後を同じ目線で追っていたりしてそれもまたくすっとなりましたが、ここはされるときとされないときがありました。
アドリブにしては二人の息がぴったりでした。
さすが。

そのあと!
自分はとても幸せだったから、身体なんてどうでもよかったと告白するファンに、穏やかなカルロスが椅子をばんっ!って床に叩きつけるように置き直し、怒鳴りながらずさっとそこに座って足を組み、その後無言で怒っているんですけれど。
(この辺り順番ちょっと曖昧かも)
それがもう、滅多に拝めないカッコヨサでして。
もう、ファンなんてそっちのけでうっとり観てました。
わはは。
そして、ファンが自分の代わりに最終選考に出てくれと頼んだら。
お椅子からすっと立ち上がり、気持ちを隠すように皆に背を向けながらお顔だけちょっと後ろを向いたりして。
お顔は怒っていて。
やーーーん。かっこいいよおおお。

そこにいる皆、カルロスの復帰を願っています。
ミルバは、カルロスはきっと踊りたいんだと解っています。
そして、皆も。
その時、カルロスを見つめる、皆の表情が、「解ってるよ。」って感じで優しくて、じーん。
自分の夢をカルロスに叶えて欲しいと切望するファンに続いて、皆が、カルロスに踊って欲しいと懇願します。
「これ以上悪くはならないさ!どうせ追放されてるんだから!!」
とつい本音の、親友の激励?と、ファンのパートナー@鈴懸さんの「…私も(踊って欲しい)。」ぼそっとつぶやく(鈴懸さんのキャラ設定もナイスでした。)言葉に決心するカルロス。

そして、最大の見せ場ですよ!!!

最終選考。

華やかなコンテスト会場はしんと静まり返り、暗転の後、闇の中にパープルとブルーと白のライトに照らされたカルロスとパートナー@鈴懸さんのダンス。
激しくもシックなタンゴナンバーに乗って、激しく踊る二人。

カルロスは顔を隠すためにソフト帽を深々と被り(これがまた、ねえ、かっこいいったら、もう、ねえ。すみれさんったらどうしてあんなんにお帽子が似合うんでしょう!!)、そしてあの、素敵な格好のまま。
そして鈴懸さん@パートナーもファンと踊った時の、素敵な黒のドレスで。

なにこれ、かっこいーーーーーーっっっ

心で叫ぶココナッツミルク。

もうね、鈴懸さんもすばらしいんですよ、ここ。
さいっこう!!
それをリードするおささん。

かっこいいってもんじゃ、ないんです。

呆然としました。
2回はその表情も観たくて必死でオペラで観ていましたが、3回めからは多少遠くても全体の雰囲気と、オペラを通さない生の状態を観たくて、微動だにしないで観てました。

なんて書いたらいいんでしょう。
すみれさんの、バランスのいい身体の線の置き方?
お帽子の被り方から、首や肩の傾ける角度も、背中の延ばし方も、足の出し方も、何もかも。
あまりにかっこ良くて、あまりに綺麗で。

鈴懸さんとの息もさすがにぴったりで。
テクニシャン鈴懸さんと踊っていてなお、ちゃんとリード出来ているのがすごいと思いました。
やっぱり…とってもとっても好きです、すみれさんのダンス。

例えご本人があまり得意ではないと思っていらっしゃっても。

踊った直後、さっと帽子を脱ぎ(ここも密かにうっとりポイントです。さり気なくこの上なくかっこいいんですーーーっ…ぜいぜい。)、正体を明かします。

この後の、ファンの気持ちを熱く語り、「ダンスを続けたくても続けられないダンサーが居たことを覚えて居て欲しい。」とファンのことを皆の心に残そうとします。
「お騒がせしました…。」
そして去ろうとするカルロス。

そこで彼の親友ベニートが
「それでいいのか!?」
と素敵な素敵なダンサー(←そうは言ってない)が去らないと行けない理由は無いはずだ!とそのダンスを観た人皆に訴えます。
ここがまた感動シーンです。
「今のダンスを観たでしょう!?彼は去年僕と優勝を争うはずだった!」
(観たみた!もう、さいっこうだったよーーーっ!!と心で叫ぶココナッツミルク。)

カルロスのダンスと、彼の潔さ、そしてベニートの気持ちに心を動かされたコンテストの主催者?@大伴れいかさん(多分)がファビエルさんを説得します。
多分その前から、自分のしたことを後悔していたファビエルさんは、カルロスに復帰を促します。

…その間にね…。
イタいファンの私は、ずっとオペラでカルロスを追っていました。
ベニートの

友情の抱擁

を受けるカルロスの背中を観た時。

Rちゃんの気持ち?が解ったかも…。これ、緑野こあらさんはどう感じられたかしら?

気が付いたらそう思っている自分が居ました。

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